神子畑選鉱場跡を見学後、次の目的地に向かうサイクリスト=2022年11月、朝来市佐囊

神子畑選鉱場跡を見学後、次の目的地に向かうサイクリスト=2022年11月、朝来市佐囊

神子畑選鉱場跡を見学後、次の目的地に向かうサイクリスト=2022年11月、朝来市佐囊
報告
更新日: 投稿者: hyogo-sdgs

電動自転車で産業遺産巡り 坊勢島の漁業通じ環境学習万博へ体験型観光プログラム 兵庫県が113件認定

 兵庫県は、2025年の大阪・関西万博に合わせて県内で展開する体験型観光事業「ひょうごフィールドパビリオン」について、第1弾となる認定プログラムに113件を選んだ。自然や文化、地場産業など、その土地に固有の資源を生かした企画がそろった。今後は専門家らの助言を得ながら内容を磨き、インバウンド(訪日客)もターゲットに集客力を高める。

 同パビリオンは、地域そのものを展示館に見立てるという発想で始まった。県のアイデア募集に約120件の応募があり、識者らでつくる委員会が、持続可能な開発目標(SDGs)も踏まえて審査。主な活動場所が県外の企画など、一部を除いて認定した。
 
 プログラムには、旧五国から成る兵庫ならではの多彩な構想が並んだ。近代産業を支えた朝来市の旧生野銀山や神子畑(みこばた)選鉱場跡を、環境に優しいE―bike(電動自転車)で巡る▽姫路市・坊勢(ぼうぜ)島での漁業見学を通じ、近年の環境変化が海や海洋生物に与えた影響を学ぶ―などが一例で、阪神・淡路大震災の教訓を知る防災ツーリズムなども含まれる。

 113件の旧五国の地域別内訳は、摂津=28件▽播磨=49件▽但馬=13件▽丹波=15件▽淡路=8件。3月中にはこの中から、地域の核となる「プレミアプログラム」も選定する。また、第2弾以降のプログラムも引き続き募集する。

 斎藤元彦知事は、2月28日に開かれた認定委員会の席上「例のない挑戦的な試みで、これからが勝負。誘客につなげ、万博終了後もレガシー(遺産)として引き継がれていくことが大事だ」と意欲を語った。

虹色の装飾