フィールドパビリオンのプログラム事例

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更新日: 投稿者: 神戸新聞社

兵庫県 ひょうごフィールドパビリオン「プレミア・プログラム」9件を選定

「フィールドパビリオン」の観光消費、兵庫県の目標は550億円

 「ひょうごフィールドパビリオン」は、兵庫県内各地で行われている地域活性化の取り組みを、持続可能な開発目標(SDGs)の理念に沿った体験型プログラムで伝える。兵庫県が認定した地域プログラム260件のうち、特に力を入れて発信する「プレミア・プログラム」は9件を選んだ。

 県によると、地域プログラムは既存の観光事業や地場産業を生かし、体験内容を見直したり、外国語対応を追加したりした事例が多い。認定されても補助金は出ないが、県が万博に合わせて広報や研修を展開し、大阪市・夢洲(ゆめしま)の万博会場にある関西パビリオンで関連展示を行う。

 5月下旬には、各プログラムの担当者が展示やワークショップを万博会場で行う「フィールドパビリオンフェスティバル」を計画。県はフィールドパビリオン全体の年間観光消費額を550億円とする目標を掲げている。

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