北区でどろんこラグビー披露 コベルコ神戸選手盛り上げ
水を張った田んぼでバレーボールを楽しむ「第22回どろんこバレーボール神戸大会」が8月6日、北区大沢町上大沢の休耕田で開かれた。市内外から参加した50チームが泥まみれの熱戦を繰り広げたほか、ラグビー・リーグワン1部コベルコ神戸スティーラーズの選手も参加した「どろんこラグビー」も会場を盛り上げた。
住民らでつくる「おおぞうどろんこバレーボール実行委員会」の主催。新型コロナウイルス禍の影響で、4年ぶりの開催となった。後援している神戸市の呼びかけで、スティーラーズの参加も初めて実現した。
スティーラーズからは、杉本崇馬選手や清水麻貴選手ら5人が登場した。参加チームとのバレーを楽しみながら休耕田の感触を確かめた後、5対5のどろんこラグビーに臨んだ。
選手たちは、水しぶきをまき散らしながら全力プレーを披露。泥に飛び込む豪快なトライが成功すると、あぜ道で見守る観客から大きな拍手が送られた。
スティーラーズと対戦した大学生藤田照葉さん(20)は「さすがの体格だった。動きも速くてとてもついて行けませんでした。プロはやっぱりすごい」と感嘆していた。