姫路市と三井住友信託銀行、SDGs推進へ協定
兵庫県姫路市と三井住友信託銀行は、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の推進に向け、連携協定を結んだ。市内企業への普及啓発や取り組みの支援などを強化していくという。
同行は1969年に姫路支店を開いた。約20年前からSDGsに関する活動を始め、2021年に同市などが取り組む「生き物から学ぶ生物多様性プロジェクト」にも参加。支店内で市蝶(しちょう)「ジャコウアゲハ」を育成し、観察記録のパネル展を開催するなどしている。
今後は、市内の企業や学校などに対し、SDGsの普及啓発を強化するほか、情報提供や活動の支援なども積極的に行うという。
締結式で清元秀泰市長は「ノウハウを生かし、人材育成などでこれまで以上に力を貸してもらいたい」とあいさつ。同行の松本安永常務執行役員は「市と連携することで、ワンランク上の活動をしていきたい」と応じた。