環境やまちづくり、先進的な活動たたえる ひょうごSDGsスクールアワード 篠山小など12校園表彰
児童生徒が持続可能な開発目標(SDGs)の活動に取り組む学校園をたたえる「ひょうごSDGsスクールアワード」の表彰式が、神戸市中央区の兵庫県公館であった。最優秀賞と優秀賞を受賞した計12校園の代表者が、県教育委員会の藤原俊平教育長から表彰状と盾を受け取った。
学校園の先進的な活動を顕彰し、SDGsへの関心を高めようと県教委が昨年から実施。未就学、小学校、中学校、高校、特別支援の5部門に計26校園が応募し、各部門で最優秀1校と優秀2校が決まった(中学部門は該当なし)。
小学校部門で最優秀賞に輝いた丹波篠山市立篠山小は、児童が篠山城を案内する活動で、10年目を迎えた「お城ガイド」が評価された。児童会長の中野〓一郎君(12)は「クイズを作るなど分かりやすい解説を心がけた。これからも地域と協力して続けたい」と話した。
他の受賞は次の通り。
【未就学】最優秀賞=芦屋市立岩園保育所▽優秀賞=Kobe English Academy、神戸バイリンガルスクール
【小学校】優秀賞=三田市立志手原、洲本市立堺
【高校】最優秀賞=賢明女子学院▽優秀賞=県立北条、県立神戸商業
【特別支援学校】最優秀賞=県立西はりま▽優秀賞=県立視覚、県立神戸聴覚
(注)〓は「丈」の右上に「`」