<ひょうごSDGs PROJECT 2025>(1)住友生命保険 学童保育を成長の場に
住友生命保険(大阪市)は学童保育(放課後児童クラブ)を楽しく成長できる場にとの願いから2013年以降「スミセイアフタースクールプロジェクト」に取り組んでいる。同社の助成の下「放課後NPOアフタースクール」(東京)が運営し、年間50カ所の学童保育向けにプログラムを無償で提供している。
8月20日には、東京の同スクールと、芦屋市の芦屋キッズスクエア(宮川小学校内)、佐賀県佐賀市の松梅児童クラブをオンラインで結び、プロマジシャンのつかっちさんによるマジック教室を開催。同キッズスクエアからは小学校1~5年生9人が参加した。つかっちさんはルービックキューブの色を瞬時にそろえるマジックなどを披露。その後、児童らは2人1組に分かれ、12種類の動物の中から相手が選んだ動物を言い当てるマジックに挑戦し、佐賀県の児童たちとも交流を深めた。
同社は、同プロジェクトを通じてSDGs(持続可能な開発目標)のうち、質の高い教育の提供、ジェンダー平等の実現、パートナーシップによる目標達成の実現に貢献しようとしている。
一方、「人間味あふれ、地域社会と調和を図れる企業でありたい」との思いで始まった職員参加型のボランティア活動「スミセイ・ヒューマニー活動」は、今年で34年目を迎えた。昨年度は延べ4万3857人の職員が海岸清掃や植樹、スポーツイベントなど多岐にわたる活動を展開した。
中でも、食品ロスの削減や生活困窮者の支援を目的とした「フードドライブ」では、家庭で余った食べ物を集め、フードバンクを通じて1人親世帯や高齢者、食事を満足に食べられない人などに提供している。同社神戸支社では2025年度、缶詰やレトルト食品など126個をNPO法人フードバンク関西(神戸市東灘区)に寄贈した。
人生100年時代と言われる中で、健康寿命を延ばすことが求められている。同社は18年に健康増進型保険「住友生命『Vitality(バイタリティー)』」を発売。社会全体への健康増進の働きかけや、健康経営の推進を行うことによって一人一人のウェルビーイング(幸福)実現を後押ししている。
