毎月8日は、女性の活躍を考える日 手触り、ぬくもり…紙を愛して
日本製紙株式会社 関西営業支社
デジタル化が進みつつある今だからこそ、文字に手触りとぬくもりを重ねて載せる紙の役割が重みを増している。洋紙営業グループで印刷会社などに紙の営業を担当する石坂さんは以前は化成品研究所(山口県岩国市)で、インキや塗料に添加し接着性を向上させる付着付与剤の研究に携わっていたが、結婚で大阪に暮らすことになったのを契機に営業職への異動を希望し、昨年4月から現在の職場へ。「仕事が変わることに不安はありましたが、職場が温かく迎え入れてくれました。母が愛用している通販カタログ会社もお客さまの一つで、やりがいを感じています」
また廣小路さんは、手帳、日記帳を愛用してきた生粋の“紙派”だったことから製紙会社を希望して昨年4月に入社した。現在は卸商や教科書会社を中心とした出版社向けの営業を担当。「大学卒業前は自由な時間がなくなることに寂しさを感じましたが、社内外でさまざまな人と接し、信頼を積み上げていく今の方が楽しい」と充実した表情で語る。
研究職時代には、力の弱い方でもサンプル瓶を開封しやすくする道具の購入を提案するなど、誰もが働きやすい職場の実現に心を砕いてきた石坂さん。廣小路さんは製紙会社の営業担当者は男性の多い職場だという先入観があったが、思いのほか女性社員が多い職場環境に安心感を覚えている。それぞれ「一人カラオケ」(石坂さん)、「お笑い芸人のライブ」(廣小路さん)という趣味を持ち「休みの日の楽しみがあるからこそ仕事にも集中して打ち込める」。2人は退社後に一緒に食事に行く仲でもあり、それが息抜きにもなっている。
頼りがいのあるキャラで職場に安定感をもたらす石坂さんは「まず独り立ちすること」、愛されキャラで場を華やかにする資質を持つ廣小路さんは「もっといろんな世界を見てみたい」と、それぞれの個性を生かしながら、さらなる飛躍を目指している。
